バルメットは中国 Heze Baishida Wood社にディファイブレーターシステムを納入

バルメット Oyj トレードプレスリリース 2016年6月17日

バルメットは中国の Heze Baishida Wood社にディファイブレーターシステムを納入して、Sunlaojiaの工場にある既存のファイバーボードラインを更新します。更新後の生産量は 1時間当たり 18 BDTに達し、2017年1月のスタートアップを予定しています。

当プロジェクトはバルメットの 2016年第1四半期の受注に含まれますが、受注額は非公表です。このサイズは、通常約150~500万ユーロの投資額になります。

「ソリューションの比較検討と工場見学を通じて、バルメットのディファイブレーターシステムには多くのメリットがあることが分かりました。最終的には、私たちの要求を満たすシステムであるという結論に至りました。更新後はファイバーボードの増産だけでなく、消費電力の削減と品質改善も可能となります。」と Baishida社 社長 Houfa Zhang氏は話します。

「納入する EVO-46ディファイブレーターシステムは、1時間当たり 8~18トンのファイバーを生産するように設計されており、お客様の要望に適しています。この工場では既に EVO-50ディファイブレーターシステムが別のラインで稼働しており、私たちの良好な関係がこのプロジェクトにも生かされることを嬉しく思います。」とバルメットのセールスマネージャー Leif Sundbergは話します。

バルメットのディファイブレーターシステムについて
ディファイブレーターシステムはファイバーボードラインの心臓部です。ディファイブレーターは信頼性が高く、高品質で均質なファイバーを生産するリファイナーとして評価されています。品質面で課題となるシャイブと微細繊維が少ないファイバーを得ることができます。

EVOディファイブレーターシステムは、消費電力の大幅な削減とレジン消費量を最小限にすることを目標に開発され、2005年から販売が開始されました。現在では世界中で稼働しています。

バルメット EVO-46 ディファイブレーター

Heze Baishida Wood社について
Baishida社はファイバーボードのメーカーであり、製品開発にも力を入れています。本社は中国 山東省 Jining市にあります。6つの工場を所有し、年間の総生産量は約 100万 m3となります。ファイバーボードメーカーとしては中国で最大規模を誇り、製品は床材や家具などに多く使われています。

バルメット
コーポレートコミュニケーション

バルメットは紙パルプおよびエネルギー産業へのテクノロジー、オートメーション、そしてサービスに従事しており、グローバルなディベロッパーとしてのリーディングカンパニーです。私たちのビジョンはお客様への貢献において、覇者(グローバルチャンピオン)になることです。

パ ルプ工場、ティッシュ、板紙・洋紙の製造ライン、そして同様にバイオエネルギーを製造する発電プラントも提供出来ることがバルメットの強みです。先進のサービスやオートメーションソリューションはお客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、そして原材料やエネルギーの有効利用を強化します。

2015年のバルメットの売り上げはおよそ29億ユーロであり、12,000人の専門家が世界中で、お客様に近い場所で展開し、そして常日頃からお客様のパフォーマンスを向上、前進させることをお約束しております。バルメットの本社はフィンランド、エスポ(Espoo)にあり Nasdaq Helsinkiに上場しております。