バルメットはスウェーデンの Rottnerosパルプ工場に新しい高濃度漂白システムを納入

バルメットコーポレーション トレードプレスリリース 2016年1月28日

バルメットはスウェーデンの Rottneros パルプ工場に新しい高濃度漂白システムを納入します。
これは工場にとって、Agenda 500と呼ばれる大きな改造プロジェクトの第一段階となります。最終的なゴールは、年間生産量 500,000トンへの到達に向けて Rottnerosの2つのパルプ工場における操業度と総生産量の両方を引き上げることです。

漂白システムの納期は 2016年7月を予定しています。この注文はバルメットの 2015年第4四半期の受注に含まれていますが、受注額は非公表です。通常この種の受注は約 200~400万ユーロに相当します。

「私たちの投資プロジェクトでは、生産量の増加と薬品原単位の低減が目標となります。私たちは長年にわたりバルメットと良好な関係にあり、それはサプライヤーを選ぶ上でのひとつの理由となりました。」と Rottneros工場 製造部門マネージャー Nils Hauri氏は述べています。

「バルメットの漂白システムは、エネルギーや薬品原単位およびメンテナンスコストを含め、低い操業コストで高い操業度を提供します。この漂白システムは、プロジェクトにおけるすべての期待にこたえるであろうと確信しています。」とバルメットのセールスマネージャー Johan Eureniusは話します。

納入の詳細について

バルメットの納入範囲には機器据付、トレーニング、試運転およびスタートアップサービスが含まれます。新しい高濃度漂白システムは、薬品ミキサー 1基、漂白タワー 1基、スクリュープレスと MCポンプを備えた 2段洗浄で構成されています。このプロジェクトの目的は過酸化物消費量の低減、生産量の増加、そしてメンテナンスコストを最小限に抑えることです。

Rottnerosについて

Rottenerosはマーケットパルプを生産し、スウェーデンの 2つの工場での生産量は年間 350,000トン弱となります。2014年の従業員数は約 250人でその大半がスウェーデン国内におり、売上げはおよそ 15億スウェーデンクローネでした。Rottnerosは 1987年11月より、現在のNasdaq Nordic, Stockholmに上場しています。

バルメットは紙パルプおよびエネルギー産業へのテクノロジー、オートメーション、そしてサービスに従事しており、グローバルなディベロッパーとしてのリーディングカンパニーです。私たちのビジョンはお客様への貢献において、覇者(グローバルチャンピオン)になることです。

バルメットのサービスは工場メンテナンスの外部委託から、工場、設備の改善・改良、スペアパーツまでのすべてをカバーします。パルプ工場、ティッシュ、板 紙・洋紙の製造ライン、そして同様にバイオエネルギーを製造する発電プラントも提供出来ることが私たちの強みです。バルメットのプロセス制御技術は操業を 支援するパラメータの計測から工場全体のプロセス制御に至るまで、幅広いソリューションを提供しています。

2014年のバルメットの売り上げはおよそ25億ユーロであり、12,000人の専門家が世界中で、お客様に近い場所で展開し、そして常日頃からお客様のパフォーマンスを向上、前進させることをお約束しております。バルメットの本社はフィンランド、エスポ(Espoo)にあり Nasdaq Helsinkiに上場しております。