バルメットは大王製紙株式会社に白液プレッシャーディスクフィルターを供給
バルメット Oyj トレードプレスリリース 2016年12月30日
バルメットは白液プレッシャーディスクフィルターを大王製紙株式会社 三島工場に納入します。この新しいフィルターは 2017年9月のスタートアップを予定しています。
本件はバルメットの 2016年第3四半期の受注に含まれます。この種の発注金額は一般的に 500万ユーロ以下です。
「大王製紙殿は既存の 2ラインの白液フィルターに並行して新しい白液フィルターを設置する計画を立てました。既存のラインでは白液生産に限度があることから、白液生産を増せるような投資が行われます。大王殿はボトルネック除去プロジェクトの望ましい技術として、バルメットの PDフィルター(OptiDisc WLフィルター)を選びました。」とは、バルメットのプロダクトセールスマネージャである中村 二郎の談です。
納入の詳細について
白液フィルターは、パルプ工場の薬品回収プロセスにおいて、プラントにふさわしい最適な強度を持ち、白液の均一な品質を確保するために使われます。現代のダイジェスターは蒸解での最適なパルプ品質と収率を得るために一貫して高品質の白液を必要とします。
バルメットの納入範囲には新しい PDフィルター(OptiDisc WLフィルター)、ポンプ、配管、バルブ、プラットフォーム、据付およびスタートアップサービスが含まれます。PDフィルター(OptiDisc WLフィルター)は完全にクリアな白液を生産するとともに石灰泥を洗浄します。きわめて高い白液得率によって上流の処理能力が増加し、パルプ蒸解プロセスに影響を与えるドレッグスの量が増えるような潜在的なプロセスの乱れ、および白液中の他のノンプロセスエレメント(NPE’s)を取り除きます。
バルメット PDフィルター(OptiDisc WL フィルター)
大王製紙株式会社について
大王製紙株式会社 三島工場は 1943年に設立され、今日ではパルプを年間 230万トン、紙・板紙を年間 230万トン生産しています。加えて、同社は 500 MWの発電能力を持っています。大王製紙はあらゆる種類の紙の製造者として日本で第3位を占めており、パルプから新聞、印刷・出版用紙、情報用紙、包装用紙、段ボール箱、家庭用紙製品およびその他の紙を含む 2万種類以上の紙の生産に従事しています。
バルメット
コーポレートコミュニケーション
お問い合わせ先:
バルメット株式会社 営業部 プロダクトセールスマネージャー 中村 二郎
電話番号:03-6744-3047
バルメットは紙パルプおよびエネルギー産業へのテクノロジー、オートメーション、そしてサービスに従事しており、グローバルなディベロッパーとしてのリーディングカンパニーです。私たちのビジョンはお客様への貢献において、覇者(グローバルチャンピオン)になることです。
パルプ工場、ティッシュ、板紙・洋紙の製造ライン、そして同様にバイオエネルギーを製造する発電プラントも提供出来ることがバルメットの強みです。先進のサービスやオートメーションソリューションはお客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、そして原材料やエネルギーの有効利用を強化します。
2015年のバルメットの売り上げはおよそ29億ユーロであり、12,000人の専門家が世界中で、お客様に近い場所で展開し、そして常日頃からお客様のパフォーマンスを向上、前進させることをお約束しております。バルメットの本社はフィンランド、エスポ(Espoo)にあり Nasdaq Helsinkiに上場しております。