バルメットはアジア太平洋地域のティッシュマシン向けに複数のValmet IQ品質管理システムを提供
2023年 5月 17日
バルメットは、アジア太平洋地域の複数のティッシュメーカーから品質管理システムを複数受注しました。納入範囲には、非放射性重量測定や、最先端のオンラインソフトネスセンサーが含まれています。
オンライン測定が可能なシステムを導入することで、リアルタイムな情報をもとにティッシュの柔らかさやクレープを最適化し、高い品質を達成することが可能になります。
本案件は 2022年第 4四半期のバルメットの受注に含まれ、受注額は非公表です。
「私たちの目標は、市場の要求を満たすプレミアム品質の最終製品を生産することです。そのため、実績のあるソリューションで常に紙の品質を向上させることを目標としています。その目標達成をサポートするパートナーとして、バルメットを選択できたことをうれしく思っています。」と中越パルプ工業株式会社 プロジェクトマネージャー 原口 博一氏は述べています。
「アジア太平洋地域のティッシュメーカーに、バルメットの品質管理シリューションを提供できることをうれしく思います。当社の実績あるテクノロジーで、柔らかさなどのティッシュの品質特性の向上や、クレープの最適化などをサポートしていきたいと考えています。」とバルメット株式会社 オートメーションシステムズビジネスライン 取締役事業部長 斉藤 信は話します。
アジア太平洋地域での納入の詳細について
日本: IQ Softness Measurementを搭載した Valmet IQ 品質管理システム(QCS)は中越パルプ工業株式会社 高岡工場 PM6に設置される予定です。
インド: ティッシュのお客様向けに、Valmet IQ Fiber、Valmet IQ Softness Measurementsを備えた QCSと、ティッシュマシン1, 2, 3向けの CD希釈コントロールが納入されます。お客様は、クレープのブレード寿命を最適化するために、ティッシュの重量、水分、柔らかさを正確に測定し管理することを希望しています。
タイ: ティッシュのお客様向けに、非放射性重量測定機能を備えた QCSが納入されます。Valmet IQ Fiberで測定された高解像度の CDプロファイルは、マシン方向および横方向のコントロールの強固な基盤となり、ティッシュマシンの厳しい環境下で正確かつ安定したシート品質測定を可能にします。
お客様について
中越パルプ工業株式会社は、パルプ、一般的な用紙、クラフト包装紙、板紙、新聞用紙などを生産しています。また、同社では、撥水・撥油紙のような特殊紙も作っています。
本件のお問合せ先:
バルメット株式会社 オートメーションシステムズビジネスライン
取締役事業部長 斉藤 信 電話 03-6744-3074
バルメット オートメーションシステムズビジネスライン
品質管理ソリューション ビジネスマネージャー Mikko Viitamaki +358443881133
バルメット
コーポレートコミュニケーション
バルメットは、パルプ、製紙、エネルギー産業向けにプロセステクノロジー、オートメーション(自動化)、サービスを開発および提供しており、世界をリードする企業です。私たちは、オートメーションシステムとフローコントロールのソリューションにより、より多くのプロセス産業に貢献しています。17,500人以上のプロフェッショナルが世界各地でお客様と綿密に連携し、常日頃からお客様のパフォーマンスを向上、前進させる取り組みを行っています。
産業界におけるその歴史は 220年以上におよび、継続的な改善および刷新に強い実績を持っています。2022年にはフローコントロールの企業であるネレスがバルメットに合併され、大きなマイルストーンが達成されました。バルメットの 2022年の売上高は約 51億ユーロでした。
バルメットの株式は Nasdaq Helsinkiに上場されており、本社はフィンランド、エスポ(Espoo)にあります。
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